季節から選んだお話を、noteで読めます。
花の匂いと、少し冷たい朝の空気。
大きな樹の根元で、歩いてきた道を振り返る。
少し寝過ごした朝。遅い散歩で出会った小さな蕾。
空、水辺の光、パンの香り。春のあいだに歩いた道。
新聞紙に包まれた花を抱えて、いつもの道を帰る。
庭の花、海の光、夕立のあとの道。
庭のひまわりと、葉のかげに隠れた小さなかぼちゃ。
防波堤でソフトクリームを食べながら、海を眺める午後。
運河の上を泳ぐこいのぼりと、首のうしろを通る朝の風。
雨のあとの夕方。少し涼しい風と虫の音。
町の軒先に灯りがともる、お盆の夕暮れ。
夕立が過ぎた森で、雨粒をのせた赤い実を見つける。
暑い日の木陰で、ひと休み。
夜空を見上げる前に、風に揺れる短冊の音を聞く。
風が変わり、散歩の景色も少しずつ。
彼岸花の咲く道へ。秋の風に足を止める。
散歩の途中まで続く、ひとり会議。今日は空を見に。
桃色の空、迎え火、虫の声。夏から秋へ続く記録。
窓から入る風の中に、九月の入口を探す。
昼間の暑さが残る日、夕方の風に秋を感じる。
涼しくなった夕方に、まだ先の冬のふとんを思う。
冬を待つお話から。秋に冬のふとんを思う記録をご紹介します。
パンの香りや、空の線。季節を決めずに選べるお話。
海の近くのお魚ひろばで、海鮮丼とお土産を。
お土産の甘さから、まだ知らない台湾の町へ。
曇り空の下、道の端の草を見ながらゆっくり歩く。
角のむこうからパンの香り。帰り道には紙袋をひとつ。
絵の中の散歩道で、ひと息。
夕方の空に残った、少しずつほどける白い線。
風を頼りに歩いていたら、町の外れまで。
旅の途中で気になったことを、少しずつ書きはじめる。